副業・投資

少額資金で株主優待を毎月もらえる方法『優待クロス取引』のやり方をご紹介

こんな方におすすめの記事です
  • 株主優待にあこがれるけど、まとまった資金がない方
  • 株主優待欲しいけど、値下がりするのは嫌な方
  • 株主優待生活をしたいけど、多くの株を買うお金がない方
  • 優待欲しいけど、どの銘柄買えばいいのかわからない方

優待クロス取引というコストほぼゼロ株主優待毎月取得できる手法はご存知でしょうか
(別名「つなぎ売り」といいます)。

優待クロス取引を使えば、わずか10円のコストで、500mlの水ペットボトル12本取得権利を得ることができます

今回は、大変お得に株主優待を毎月ゲットできる優待クロス取引のやり方をご紹介します。

株主優待を取得する一般的な方法

株主優待を取得する場合、その会社の株式を権利月に保有することです。

権利月は、主に会社の決算月で、3月9月が多いです。
(会社の決算月はヤフーファイナンス等ですぐに調べられます)

具体的な日にちですが、会社の決算月の最終(月末)営業日が基準日と呼ばれ、その日に保有しておくことが必要ですが、株式の受け渡しに2営業日かかりますので、実際には、最終営業日から、逆算して2営業日前保有する必要があります。

例えば、2021年9月が権利月の場合は、30日(木)が基準日となりますので、そこから2営業日前の28日(火)が権利月最終日となり、28日までに取得する必要があります。

※2019年7月から、権利付き最終日は権利確定日の2営業日前となりました。

株主優待がもらえる日は、会社が定める基準日から2営業日前

ならはや
ならはや
私が毎回取得する次の銘柄でご説明します

(株)TOKAIホールディングス(証券コード3167)
基準日:3月末日、9月末日
株価:918円(2021年9月28日終値)
必要株数:100株
株主優待品:ミネラルウォーター(500ml)12本等※
(※複数の優待品から選ぶ形式です)

2021年9月末の株主優待を取得するためには、2021年9月28日100株保有する必要があり、その必要資金は918円×100株=9万1800円です。

普通に取得した場合、気をつけないといけないのが権利落ち。

翌営業日(9月29日終値)の株価は897円に下がっております。

ならはや
ならはや
2100円[(897円-918円)×100株]の含み損発生

一方で、株主優待以外にもらえる権利が配当金です。
(ただし、配当がない会社もあります)
同社の9月末の配当金は、1株あたり15円ですので、1500円もらえます。

株価の値下がり分と配当金を差し引きすると、約600円の損失となり、結局、600円で500mlの水ペットボトル12本を買ったことになり、あまりお得とはいえません。

株主優待を優待クロス取引で取得する方法

優待クロス取引の方法

先の(株)TOKAIホールディングス(証券コード3167)でご説明します。

株主優待の権利を取得するために、9月28日(木)に9万1800円で100株現物購入する点は同じで、違うのは、同時に(918円で)空売りをする点です。

同じ918円で、100株現物保有すると同時に100株空売り2つのポジションを保有した状態で、翌日の権利落ち日を迎えるということです。

翌営業日には、100株の空売りを返済しますが、『現渡(げんわたし)』で行います。

「現渡(げんわたし)」とは、空売りの返済に同じ株数の現物株式をあてて、空売りを返済する方法です(松井証券の場合、手数料無料)

現渡により、現物と空売り株式は同値でお互いに決済されるので、含み益と含み損のいずれも発生せずに、両方のポジションを解消することができます。
しかも、権利日に現物株式100株保有していたので、株主優待はもらえます

そうすると、値下がり損失を受けずに、株主優待がもらえるわけです。

手数料が無料なので、無料でもらえたかと言うと、少しのコストがかかっております。
そこで、次はコストの検証をしてみます。

優待クロス取引におけるコスト

上記の株式優待クロス取引でコストがいくらかかっているか調べてみます。

ちなみに、現物株式取得費用9万1800円は翌営業日に空売りの返済に充てられたので、
その資金は手元に戻ってきます。

それ以外に優待クロス取引したときに、発生しうるコストを考えます。

売買手数料(無料あり)
無料になる証券会社を選びましょう。
松井証券では、(優待クロス取引に関係なく)1日の約定代金合計が50万以下の場合無料です。

貸し株料 2.0%(最低2日分)
空売りをすると、貸し株料が取られます(株を借りている日数分)
松井証券の場合、制度信用1.15%、無期限(一般)信用2.0%です。
制度信用と無期限の信用の違いですが、簡単に言うと、証券取引所のルールか証券会社のルールかの違いです。
一般的に株を空売りするときは制度信用でやりますが、貸し株料以外にも『逆日歩(ぎゃくひぶ)』と呼ばれる手数料が発生するので、優待クロス取引をする場合は、無期限(一般)信用売りがおすすめです。

信用配当調整金(実質ゼロ)
空売りで権利日をまたいだ場合、制度信用の信用配当金=配当金×84.685%、
無期限信用の信用配当金=配当金×100%のコストが発生します。
ただし、一方で現物株を保有しているので、同額の配当金と差し引きゼロです。
厳密には、配当支給時には住民税分が税金控除されて、その分が一時的に支払いが多くなったとしても、「源泉徴収あり」を選択していれば、松井証券では自動的に損益通算されて、控除された税金自動還付され、実質差し引きゼロになります。

したがって、『貸し株2.0%(2日分)』だけが発生します。
9万1800円×2.0%×2日÷365日=約10円

つまり、10円で500mlの水ペットボトル12本取得できました。

ならはや
ならはや
これは凄い手法ですよね

優待権利日の翌日にはポジションを解消するため、すぐに手元に投資資金が戻ってくるので、月も優待クロス取引ができ、毎月繰り返しできるわけです。

優待クロス取引のやり方(理論)

優待クロス取引の必要条件

1.現物株を取得するだけの口座残高(現金)
当たり前ですが、現物株を購入できる現金は必要です。
前記(株)TOKAIホールディングス(証券コード3167)の場合、9万1800円の現金です。

2.最低30万円以上の信用保証金
前提として、信用取引の開設が必要です。
どこの証券会社でも、マイページからオンライン申請で、数日で承認がおります。

次に、信用取引をするには、損失が出た場合に備えて、証券会社への担保が必要になり、これを委託保証金といいますが、空売りする金額の30%以上(最低でも30万円)必要です。

担保といっても、単に証券口座に現金を入金しておけば勝手に担保に設定されまし、信用取引が手仕舞いすれば担保も解消されます。

したがって、150万円の空売りをしようと思えば、45万円が必要です。

ただし、優待クロス取引の場合は、同時に150万円の現物株式を買うことになりますので、
すでに150万円の現金を入金しているはずなので、必然的に条件をクリアしています。
(ちなみに現物株式を購入すると、購入した株式も担保と評価されます)

したがって、気をつける場合は、30万円満たない現物株の優待クロスすると最低30万円の入金が必要ということです。

上記の(株)TOKAIホールディングス(証券コード3167)100株買うには、9万1800円が必要ですが、優待クロス取引をするときは、証券口座に30万円が必要です。
この委託保証金は、現金でなくても保有の現物株でも構いませんが、その場合は前日株価の80%と評価されますので、少し注意が必要です。

仮に、30万円入金して、優待クロス取引をした場合どうなるかと言うと、
9万1800円の現物株式と9万1800円の空売りポジションを作ることになりますが、このときの委託保証金を計算すると、前日の株価が仮に同じ場合、7万3440円(9万1800円×80%)+残りの現金20万8200円=28万1640円となり、最低必要額の30万円を下回ってしまいます。

最低委託保証金を下回れば、追証(おいしょう)といい、追加で委託保証金を入金しなければいけない旨の通知が届きます。
すぐに強制決済されるわけではなく、おおむね翌営業日までに不足金(18360円)を口座に入金すれば問題ありません。
しかし、できるだけ追証の連絡は受けたくないので、優待クロス取引するときは、20%担保価値が下がる部分を加味して、最低保証金に少し上乗せして入金する方が良いでしょう。

2021年9月に(株)TOKAIホールディングス(証券コード3167)を優待クロス取引をやってみましたので、実例をご紹介します。

優待クロス取引のやり方(実践)

優待クロス取引の実践(全体の流れ)

証券口座に委託保証金の入金から、優待クロスして、手仕舞いするまでの一連の流れの画像がこちらです。
優待クロス 優待タダ取り 株主優待生活

入金取引

①2021年9月28日 証券口座に35万円入金
(現物株の購入資金及び担保金額。少し余裕もたせてます)
優待クロス 優待タダ取り 株主優待クロス

『優待クロス』取引 ②③同時注文

②2021年9月30日※ 無期限信用売(空売り)
③2021年9月30日※ 現物買い
(株)TOKAIホールディングス(証券コード3167)
株価851円 100株
表示日付は受け渡し日で、いずれも実際の注文日9月28日です。
優待クロス 優待タダ取り 株主優待クロス

現渡取引

優待クロス 優待タダ取り 株主優待クロス
④2021年10月1日 現渡
(株)TOKAIホールディングス(証券コード3167)100株
貸し株料 2%(9円控除)
8万5100円×2%×2日÷365日=9.324…(端数切捨て9円)

差引利益:-8万5100+8万5091=-9円(9円の損失)

コストわずか9円で株主優待権利を取得できました。

優待クロス取引の実践(詳細)

①「株式取引」→②「優待クロス」をクリック
優待クロス 優待タダ取り 株主優待クロス

①「銘柄コード」に、取得したいコード(3167)を入力して、②「検索」ボタンを押すと、下に銘柄情報が表示されます。
優待クロス 優待タダ取り 株主優待クロス
信用区分(無期限)または(短期)」に「」があると、クロス注文できます。
④に貸株料が表示されています(画像の場合、1日4.9円)

⑤「クロス注文」をクリック
松井証券の「優待クロス」では、1回の注文で「現物買い」、「無期限信用売り(新規)」
と「現渡」、「無期限信用売り(返済)」の全てができます。
優待クロス 優待タダ取り 株主優待クロス
①株数:優待株数入力(例:100)
②値段:指値入力(※の注意書きの値幅内の任意の金額)
③「注文確認」

注文確認画面で取引暗証番号入力して、「注文する」をクリックで完了。

優待クロス 優待タダ取り 株主優待クロス

「株式取引」→「注文照会」調べます。
優待クロス 優待タダ取り 株主優待クロスグレーになっている優待クロス注文が約定されて、清算クロス注文(「現渡」と「無期限信用売り(返済)」)が翌営業日実行で注文中になっていればOKです。

ちなみに、翌営業日の清算クロス注文は取消しすることができますが、清算クロス注文は再度注文することができませんので、取り消しした場合に再度清算注文したいときは、「無期限信用売り(返済)」注文で、「現渡」の注文を入れると、清算クロス注文を入れた状態と同じになります。

ならはや
ならはや
翌営業日、必ず清算されたかどうか確認しましょう



 

まとめ

優待クロスのすすめ

・少額資金で株主優待を毎月もらえる方法『優待クロス取引』は経済的です。
・『優待クロス取引』は権利落ちの値下がりリスクゼロで優待取得できます。
・優待クロス取引をする場合は、約定代金50万円まで手数料無料の松井証券がおすすめです。
・松井証券では、『優待クロス注文』ができる証券会社で大変便利です。
・松井証券の優待クロス取引で毎月優待も実現できます。


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ならはや
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